大奥と1リットルの涙。

 今クールのドラマを見始めました。どれも第1週は見逃しているのです。前評判のいい「大奥〜華の乱〜」は予想以上に面白かったので、これからも見ます。大奥シリーズは第1シリーズの後半を見ただけだったのですが、このシーズンが面白ければ前のシーズンも見ようかな(再放送してくれないかな)。とにかく、女って恐ろしい。という感想しか出てこないドラマかもしれません。一人の男性と権力と駆け引きに渦巻かれている世界。そこに飛び込んだ安子が、ほんとうに『若鮎』のように思えるのです。清楚で凛としたイメージ。それがこれからどんな暗闇に飲み込まれていくのでしょうか。なんといっても、怖いのはお伝。眉毛も薄いし、目も見開くととても大きいので迫力のある怖さです。わかりやすいキャラクターなので、陰険なことをしててもかわいさもある気がします。これからの展開も楽しみ。
 「1リットルの涙」またもや錦戸亮くん目当てで見始めたドラマ。でも、内容が濃いドラマなので、きゃーきゃーした感想ばかりを書くわけにもいかなさそうです。病気のことについては少しも知らないので、ドラマが進むとともにわかっていければなぁと思っています。
錦戸くんの役・麻生くんはいいとこのぼっちゃんで、生物部員。ちょっと暗い過去もあり、孤独感を全面的に押し出しつつも、さりげに優しい雰囲気です。詰め襟な錦戸くんをみれるのがうれしい。犬とじゃれあっていたり、カメをじっと見ていたりするシーンがすき。今週で一番好きなセリフはお父さんのいかにも引きつった表情に「こわいんだけど。」というセリフ。なんかかわいい。恋愛面もこれから展開していくようですが、病気というすべては理解できないものを抱えた女の子にどう接していくのか、そしていつか心から笑ってくれるのか泣かせてくれるのか、に注目したいと思います。