◆Rock’n Roll LOVE。

 
 昨日の日記を書いてから椎名へきるさんのニューアルバム「Clear Sky」を聞いたら、なんだかいろいろ発破をかけられたような気がしちゃいました。椎名へきるさんはほぼデビュー当時から応援させていただいている方なのですが、いつでもへきるさんの前向きさとパワーには圧倒されてます。なんていうんだろう、ガッツとか根性とか熱気とかそういうものをいつでも感じる方です。「いまどきー」とか思われる方もいるかもしれませんが、いまどきだからこそ、そういう当たり前に『熱い』心を持っておられるのが羨ましくて、憧れる部分です。へきるさんの曲にはそういうパワーがとても詰まっているので、自分がどん底に落ちているときには素直に心に届かなかったりします。その前向きさゆえに心が萎縮しているときには受け付けられないというか…。だから、今、このタイミングでニューアルバムというのは私にはいいタイミングでした。今は心が落ち込んでいるんじゃなくて、ただパワー不足ってだけだから、いいときにがつん。とやられた気がしました。
 今回のアルバム、めちゃめちゃロックした曲も入っていて、まだまだこんな路線で攻めてくるんだとびっくりしてしまいました。なんだろう、私はもっと落ち着いてとか、年相応にとか馬鹿げたことばっかり考えていましたが、そんなの関係なく、どんどん、がんがん攻めてもいけるよねって思えてきましたよ。つまり、ほんと自分でここまでって決めたら、ほんとにそこまでになっちゃってそれ以上、前には進めないってこと。自分の中で鳴っている音や自分の描いた映像を自分の中から吐き出してく情熱というか、積極性みたいなものをもっと私ももっていけたらと思っています。そういう意味で今回のアルバムには助けられた部分があります。前半のロック色が強いですが、中盤は一転してストリングスだし、後半はお得意のロックポップという構成になってます。私はやっぱりロックポップが好き。いつまでもかわいくあってほしいのです(笑) 先行シングルもこうやって続けて聞くと統一色があって、クリアーです。今回のアルバムはとにかくはじけられる要素がいっぱいですね。ここ2年くらいかな、ライブではじけたことがないので、もうちょっと自分のテンション高く持っていって、ちゃんと音を楽しみたいと思います。